2014/01/12

ガンドゥン・アロマ・クローブ GANDUM Aroma CLOVE

ここ最近ずっとガラムスーリヤマイルドとアメリカンスピリット メンソールライトのパターン一辺倒だったのが、なんだか突然飽きてきて手巻きタバコに戻りつつある。

というわけで、タバコ屋でシャグを物色。とりあえず先週はDRUMオリジナル買ったので、今週はアメリカンスピリットのオリジナルブレンドって感じで手堅い路線でレジに向かおうとした時に、ふと目に止まったのがこれ。

最近シャグは全然見てなかったので初めて見たけど、ガラム好きとしてはPOPに「インドネシア」「Clove」と書いてあるのを見た時点で、何も迷うことなく即購入。ガンドゥン・アロマクローブ。

最初一瞬「GANDUM」が「GUDANG」に見えて「ん?ガラム作ってる会社のガラムシャグ?!」と胸が高鳴ったが、5秒ぐらい見てると「GANDUM」…ガンダム?となってるのに気がついた。でもガンダムじゃなくてガンドゥンらしい。

というわけで、早速開けてみると、「お〜」という感じ。
この色といい、香りと言いガラムっぽい、丁子ぽい、クレテックタバコっぽい。ガラム好きとしてはいい感じ。

ん〜、でもさらによく香りを嗅いでみると、ん〜、ガラムというよりは…ん〜ジャルム・スーパー16っぽいかな。ガラムよりもマイルドというか、丸くてソフトでマイルドで…とくにかくガラムとは違う系統の香り。でもクローブ煙草全開なのは確か。

巻紙ついてたけど、糊がついてなくて面倒くさそうだったのでw普通にスローバーニングな紙で巻いて吸ってみた。

ん〜、やっぱガラムっぽくはないな、味も香りもガラムよりマイルドなジャルム・スーパー16に似てる。

さらにこれ、クローブ自体が入ってるわけではなくて「クローブエキス」らしくて、パチパチしない。う〜〜ん、クローブタバコだけどクレテックタバコではない…ガラム野郎としては「それってどうなのよ?」的な感じはするけど、まぁクローブはクローブな感じで、シャグとしては面白いのは確か。

でもやっぱりこれはジャルム系だね。ガラムを期待するとちょっと肩透かし。ガラム吸い慣れてるとジャルムはなんだかイマイチ気が抜けたような感じでピンと来ないんだよなぁ。

ま、色々なクローブタバコを試してみるのも一興ってことで。もう買うことはないかな。しかし、これ吸った後にガラムスーリヤマイルドを吸うと、また一段とガラムがうまく感じるw

2013/02/16

アクロポリス (Akropolis) 開封

少し前に「なにかいい事あった時にでも吸おう」と思って買ったドイツ製の高級タバコAKROPOLIS。50gで1750円。紙巻たばこ1本1gと単純計算すると、50本=2箱半分で1750円。高っ!!落ち着いて考えるとまじ高くてびっくりした。しかし、とりあえずその分野で一番高いもの買えば(買えれば…)それを試したら何となくその分野の全体像がわかるはず!と思ってるので、タバコ屋で見つけた時に速攻で購入。うまいって評判も見てたしね。

お店には2缶置いてあって、1つ買った。それから数週間たつのに、いまでもその時の残りの1缶がお店にそのまま残ってるのを見ると…全然売れてないみたいね。で、そのうち吸おうかなと思っていたのだけど、あの様子を見るとあの最後の1缶が売れてしまったら、あの動きの悪さから見てもう次の入荷はないかもしれない…。となるともし万が一このアクロポリスが至高の旨さだった場合、もう買えなくなってしまう!てことは今あるうちに買っておかないといけない!でもまだ吸ってないからどんな味かわからないから、ギャンブル的にとりあえず買ってしまうというのもこの価格ではちょっと考えてしまう!というわけで、とりあえず別に良いことも何もないけど吸ってみることにした。

早速開けてみると…あれ?こういう缶って普通パイプ煙草とかだとプシュっていうよね?負圧で密閉されてるよね?ちょっと力入れたらスカッと開いたよ?密閉失敗の缶??うーむ。レビューとか見るとすごく良い香りが…って書いてあったりするけど、ん〜とりあえずタバコの匂い。中ぶたには、ドイツ語でよくわかんないけどバージニア、オリエント、ケンタッキーとか書いてあるのでそういうブレンドなのだろう。
さらに開けていくと、ほぉ、これが高級タバコか。刻みの太さはDRUMとかMANITOUよりももっと太くてアメリカンスピリットっぽい感じ。
さらに開けてアクロポリスさんこんにちわ。他のブログとか色々読むと、フルーティな香り…と表現されてる気がしたけど、このマイAKROPOLISは濃厚な煙草の香り。あからさまにコクがあって重そうな雰囲気の香り。煙草〜!って感じ。印象は悪くない。

葉っぱ自体は、元々こういうものなのか、やはり密閉失敗なのか、よくわからないけど乾燥気味。自分の好みからするとちょっと辛そうだなぁと身構えてしまうぐらいの乾燥具合。
早速巻いて吸ってみる。巻紙はとりあえずスモーキングブラウン。この巻紙もどうなんだろ。悪いとは思わないんだけど何か少し独特の癖があるような気がする。よくわかんないけど。

早速味見。うーむ。うまいね。乾燥気味なのに辛さはさほど感じない。コクがあってそれでいてまろやかな感じでうまい。うーむ。でもこれって、自分が一番好きなショートピースを彷彿とさせるような、同じような方向性の味を感じるが…気のせいか?とても高いタバコだから一番好きな最高峰にうますぎるショートピースと同じかそれを超えるものに違いない!という思い込みからそう感じてしまうのか…。いや、でもやっぱり同じような方向性の味を感じるなぁ。うーむ。シャグでピースを彷彿とさせられたのは初めてかも。売り文句は「今はなきチェリーに似てる」らしいけど、チェリー吸ったことないからわからない。

これだけ乾燥しててこれだけうまいなら、加湿したらいったいどうなってしまうのだろう。ゴクリ。

とりあえず開けた直後の加湿なしで吸ってみた感想は、何となくピースを彷彿とさせる気がする素晴らしい美味さだけど、それならもっと安いピースでいいじゃん(笑)という気がしないでもないけど、何しろ国内で売ってる中でも最高級品レベルのシャグだし、色々な邪念や思い込みがあったり、舌が馬鹿になってた可能性もありありなので、結論を急がずにこれからまた加湿したりしてみてじっくり味わってみたい。結論は一缶開けた後にもちこそう。

そういうことでお店に残ってた最後の1缶はキープしておくべきか、ショートピースでいいのか、どうしようかなぁ。。。

後日の感想1
 一晩だけ加湿して吸ってみた。やはり昨日は舌が馬鹿になってたのかピース的な何かはグッと鳴りを潜め、ケンタッキー葉からくるDRUM的なコクと味、あとオリエント葉からくるアメリカンスピリット的なコクと味を比較的強く感じる。そしてほのかにピース的何かを感じないでもない。

しかしそれらの味が渾然一体のハーモニーとなって…というわけではなくなんだか別々に分離して感じる。 あるときの一口はDRUM的、次の一口はアメスピ的みたいな…。うーむ、まだ鼻と舌の調子が妙なのかも。まだまだ開けたばかりなのでじっくりゆっくり様子を見ていこう。

今日買ったタバコ

少し遠くのタバコ屋に仕入れ。まだ吸ったことがない手巻きのマニトウオーガニックManitou Organicを中心に何か買おうと思っていったので、とりあえずマニトウオーガニック。すぐに吸ってみたけどクセがなくてコクと甘みがうまい。シャグが乾き気味で若干辛いかな。加湿したらかなりよさそう。

あと口直し・リフレッシュ用のガラム2箱。近くでは全く売ってないのでこのタバコ屋に行った時に少し買いだめ。一箱一週間ぐらいのペースで吸うから2箱もあればしばらく大丈夫。しかし先週買ったどうにも失敗感100%のガラムシグネチャーメンソールがまだ残ってて憂鬱だ。やっぱスーリヤマイルドが断然美味い。

そして一日2−3本ぐらい毎日楽しみにじっくり吸ってるJTの至宝、ピース Peace。箱で2つ買おうとしたら缶しか置いてないという予想外の返事だったので、しかたないので缶を。まぁそのうち缶も買ってみようと思ってたのでこれはこれで楽しい。

最初はショートピース二箱かって、さらにマックバレンのハーフスワレも買おうと思ってたのだけど、缶ピースしかなかったのでとりあえずハーフスワレは次回の楽しみに回して今回は撤収。あまり買い込んでも吸えなくてどんどん在庫が増える一方だからね…。


2013/02/11

残念なガラムシグネチャーメンソール


 以前は特に何の考えもなく「まぁ口の中スーッとするし」ぐらいの感覚でメンソール系を主に吸っていたけど、今年に入ってからはメンソールは完全に脇役。普通のタバコを吸う合間にちょっと口直し的な役割にかわった。

当初はその口直し役としてアメリカンスピリットメンソールライトがいいかなと思いつつ、タバコ屋でふと見回すとガラム発見。臭いとか迷惑とか色々言われているのは前々から知っていたけど、もはやタール1mgをありがたがって吸ってる一般大衆の意見なんてまあてにも参考にもならない!と思い、とりあえず金色のラインに赤のゴージャスな印象の箱が特徴的なガラムスーリヤマイルドゲット。

んで、一箱吸ってみたら…ガラム…うまいです。まさにお香の香りと味と口の中で感じる強い刺激。メンソールなんか全く目じゃない。普通のタバコの合間の口直し、口休め、リフレッシュにこれほど最適なものはない。しかも葉っぱの詰め具合なのかなんなのか、特別長いわけでもなくむしろ若干スリムなくせにやたらゆっくり燃焼して、長時間ゆっくりたっぷり吸える。口休めが最高に楽しみになった。

同じく黄金のラインに緑色の兄弟分ガラムメンソールも吸ってみたけどこれもうまい。でもいわゆるガラムの味と香りが同じく強烈で、メンソール入ってんの?保管の状態で抜けてしまったの?みたいな感じで、普通のガラムとの違いがよくわからない。舌が馬鹿になってたのかもしれないけど。ま、値段も味も同じようなもんなら、どっちでもいいや。

そんなこんなで、しばらく一日に1-2本というペースでガラムを吸ってたけど、ガラムって値段の割に本数が少ない。16本入りで400円。どうなのこれ?もうちょっと入ってたらいいのに。もっとくれ。

で、次にタバコ屋でふと目に止まったのが、ガラム シグネチャーメンソール。タールは15mgとスーリヤマイルドの半分以下になるもののガラムはガラムだしあの強烈な味と香りはそこまで損なわれることはないだろう、それに本数多いし、という期待とともに購入。20本入り430円。30円で4本追加。本当はただのシグネチャーマイルドを買ってみたかったのだけど、お店においてなくてシグネチャーメンソール。

早速吸ってみたけど…うーん、これは…だめだ。ガラムメンソールよりもメンソール感がハッキリしすぎててガラムの味と香りを不当に侵食している。いや、まぁメンソールだからそれはそれでいいのかもしれないけど、大切なガラム感がちょっと残念なコトになってる上に、ちょっとマイルドすぎる。マイルドというか、なんだろう、とにかくあの強烈なガラム感が薄すぎる。

というわけでたぶんもう買うことはないだろうな。スーリヤマイルドが一番うまいや。


2013/02/10

「SHINSEI しんせい」がうまい

しんせい タール22mg ニコチン1.4mg

今年に入ってフトしたきっかけでタール1mgタバコのあまりのまずさに突然気がついて、ニコチン・タールがどうこうというのは完全に忘れて、ひたすらウマいタバコを求めてさすらいの旅の中、先日買ってみたSHINSEI しんせいが妙にうまい。

強めのコクと少しビターな味の中にマイルドな甘さ。例えて言えば砂糖を少しだけ入れたコクのあるコーヒーのような(もちろん珈琲の味はしない)、甘過ぎない地味な和菓子のような、そういう印象。

同じ旧三級品のゴールデンバットとは随分違う。ゴールデンバットはもっと軽やかで若くて明るい感じの味だけど、こちらは年季が入ったような渋さの中にじんわり温かみのある懐かしいような味わいがある。 素朴な甘さ、キャンディではなくて飴、その中でも黒飴とかベッコウ飴とかそういう複雑なうまさ。

このコクはどこかで覚えが…と思っていたのだけど、アメリカンスピリットのレギュラーでフィルター近くまで吸った時に強めにでてくるコクに似ている。このコクはなんだろう。アメスピのブレンドを見ると、バージニア葉が94%、トルコ産のオリエンタルタバコ、いわゆるオリエント葉が6%になってるけど、どうもこのうまいコクというのはオリエント葉からきてるのかなぁ。バージニア葉のパイプ煙草とか吸うともっと酸味のあるようなフルーティな甘みでこういうコクじゃないよなぁ。どうなんだろう。ブレンドされてるのかわからないけどとにかく似てる味な気がする。このうまいコクの確認の意味でオリエント葉75%らしいカズベック・オーバルを吸ってみたい。でも多すぎてもまた違うんだろうなぁ。

なんて言いながら、実はしんせいには全然ブレンドされてないのかもしれないけどね。よくわからない。とにかくうまいし安いし常喫候補にしない理由がない。

あと、これはどのタバコでもそうだけど、しんせいをキセルにさして吸うとまた一段とウマい。 甘さも倍。吸い方のコツとしては、軽くくわえて完全に唇を閉じてしまわずに半開きで空気とともに吸口から勝手に流れ出てくる煙をゆっくり少しずつすするような感じで吸ったときの甘みとコクはほんとに最高。よくあるように煙を吸うたびに火がついてるところがメラメラあかるくなるのは吸い込み過ぎ。吸い込んでも火の明るさにほとんど変化もなく、副流煙も吸ってない時と同じぐらいで続けるぐらいゆっくり吸うとうまい。